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2011年10月19日

商店街の八百屋さん、魚屋さんを目指そうという話

みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の23回目です。

前回に引き続き店内で活用するブラックボードの話です。
昔の商店街の八百屋さんや魚屋さんがやっていたように、商品に関する感想を伝えることで、お客様との距離が縮まります。
今日の紹介するブラックボードはそんな利用の仕方です。

○自分の感想を書いてみる

とりあえず、写真はこんな感じ。


最近、種類が増えた気がするトマトの情報が載ってます。

美味しいトマトが増えるのは良いのですが、余りに増えすぎてどれを選べば良いのか分からなくなりますよね?

「人は選択肢が多いと選べなくなる」という行動経済学の有名な理論の正しさを実感するのはこういうときです。

その問題を解消するためにブラックボードの出番です。

生食向き、スープ向き、パスタ向きといった食べ方や、味の感想が書いてあるのが良いですね。

それぞれの目的にあったトマトが買いやすくなります。

ということで、商品に関する感想を書くという、ちょっとした心遣いをみせたブラックボードの話でした。



(自分で言い出しておいて何ですが、行動経済学的に言うと・・・、という突っ込みはなしの方向でお願いします^^;)
  

Posted by 中小企業診断士 飯田展久 at 00:01Comments(0)佐世保商工会議所:コラム

2011年10月05日

商品情報と正直さの話


みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の22回目です。

いつかは面白い本の話をしたいなぁ、と思いつつブラックボードの話をしますよ。
今日のブラックボードは店内の商品情報を書いたブラックボードです。
書いて消してが簡単にできるのがブラックボードのいいところですね。
そんな利点を活かして、最近では店内での活用もよく見られます。
では、その内容は・・・?というととにかく正直なのです。
それが逆にお客様の心を掴んでしまう。
今日のブラックボードはそんな活用の仕方です。
それではどうぞ~。

○正直に商品情報を書いてみる

ますはこの写真をどうぞ


宮崎県産の完熟きんかんの説明です。

糖度16度以上で“完熟きんかんたまたま”、18度以上で“完熟きんかんたまたまエクセレント”になれるようです。

私も宮崎県産のきんかんを口にする機会があったのですが、本当に美味しいんですよ。

また、小ささが手軽さに結びついているのも魅力だと思います。

冷蔵庫に冷やしておいて、風呂上がりに食べたり、ちょっと甘い物が欲しいなーなんて時にもぴったりです。

でも、このブラックボードの内容をどこまで信じますか、と言われれば戸惑いますよね?

美味しいのはわかるけど、店だって売りたいでしょうし、そうなると好き勝手書けるよね、と思ってしまうのは当たり前と言えば当たり前。

ということで、次は同じ店舗内で撮影したこの写真を見て下さい。


さて、信じますか?信じませんか?

この内容を信じられるならさっきの内容も信じることが出来るのではないでしょうか?

このように、正直に商品説明を行うと、お客様の信頼感を高めることが出来ます。

よくよく考えると、昔のお店ってこんな感じだったと思うのです。

母の買い物についていくと、魚屋さんや八百屋さんに「それを買うなら、こっちの方が良いよ!」なんて言われていましたし。

物の売り方の原点ってそういうところにあるんじゃないかなぁ・・・、と思いつつ、次回も店舗内でのブラックボードを紹介しようと思います。
  

Posted by 中小企業診断士 飯田展久 at 00:01Comments(2)佐世保商工会議所:コラム