2014年08月06日

「この店は自分の店」と実は新鮮な話

みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の89回目です。

突然ですが、諸事情がありまして、このコラムを八月一杯をもちまして終了させていただくこととなりました。
これまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
ただ、ブログとしての更新はゆっくりと続けていこうと考えておりますので、そういう意味では今後ともよろしくお願いいたします。

つい最近、「夏になると○○で冷製パスタを食べたくなるんですよね。年に一度は食べるって決めてるんです」と知り合いの女性に言われたことがあります。
考えてみると私も夏に必ずかき氷を食べに行く店がありますし、年に一度友人と必ず行くと決めている店もありますし、誰かへのプレゼントに悩んでいるときはとりあえず行ってみるという店もあります。
これらの店をどういう基準で選んでいるのかというと、それは味や品揃えだけではないのです。
その店の雰囲気、商品への思い入れ、こちらの悩みへの的確な反応、そういった“心地よいサービス”が積み重なった結果、「この店は自分の店」という意識が芽生え、それがいわゆるストアロイヤリティ(顧客が店舗に対して持つ忠誠心)となってるのです。
それはつまり、たとえ仕入れさえすればどこでも扱っている商品でも、「その店で買う理由」を作れれば売り上げを伸ばすことは可能だということです。
みなさんの店のお客さんの何人が、みなさんの店を「この店は自分の店」と思ってくれているでしょうか?

それでは今日のブラックボードです。

〇季節もの?

こんな感じ

「この店は自分の店」と実は新鮮な話


福岡では毎年8月1日は大濠公園の花火大会の日なのですが、その花火が見える店として予約を受付中なのだそうです。

当日はかなりの人出となる人気のイベントを店内から花火が見えることを有効に使って集客につなげようとしているようです。

人ごみが怖い私は会場に行ったことがないのですが、ここなら安心です。

お酒も飲みつつ、食事もしつつ、花火が見えるわけですから。

こういうブラックボードの他にも、「新幹線が見えます」「北斗七星の水汲みが見えます」といった内容のものを見たことがあります。

花火のようなものだけでなく、日常的なちょっとしたことでも、お客様にとっては新鮮かもしれません。


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Posted by 中小企業診断士 飯田展久 at 00:01│Comments(0)佐世保商工会議所:コラム
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