2012年11月07日
市場から撤退した店とヘンゼルとグレーテルの話
みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の47回目です。
前にこちらの記事で扱ったお店が入った商業施設が撤退しました。
いくつかのテナントが集まって、対面式の販売によって活気のある売り場を作るというコンセプトの施設だったのですが、集客があまり良くなかったということでしょう。
撤退直前に、こちらの食堂の海鮮丼が安くて美味しいということに気づいたばかりだったので、悲しい限りです。
ただ、前述の記事の通り、食堂以外での買い物はあまりしていなかったのですが・・・。
大きな核テナントがあるわけでもない、いくつかの店が集まって作られた商業施設でしたので、外から見ると一つの店に過ぎません。
そうすると入店した一部の店への低評価が全体に及ぼすダメージは通常よりも大きいのではないかと推測します。
一部の店の不評が全体を批判する不評になるでしょうし。
海外のレストランやホテルではこういうことが言われているそうです。
「日本人客は妖精のよう。良い接客をしていれば自然と集まり、悪い接客になるといつの間にかいなくなる」
この施設も開店当初は大変な賑わいでした。
そのお客様がいつの間にかいなくなった原因はどこにあるのか。
正確なことはわかりませんが、その一因は接客にあったということはできると思います。
それでは今日のブラックボードです。
○ヘンゼルとグレーテル・・・?
先日、虎の門で研修があったので、その帰りに新橋駅への道すがらブラックボードの写真を撮ってきました。
矢印です。
そちらへ目をやると・・・。
店がありました。
こちらからも見えるように、店の形状を利用した看板が設置してあります。
それにしてもお茶漬けの店って何か新しい感じがしますね^^
棚が気になるので、店先まで行ってみました。
モーニングセットでした。
というような目印をたどりつつ目的地に行き着く行動でヘンゼルとグレーテルを思い出しました。
いや、どこかが違うのはわかるんですけどね、イメージとしてなんか似てるなぁ・・・、と。。。
で、これが利用できるかというと、少し難しいかもしれません。
店の位置が分かりにくい場合など、には使えるかもしれませんが、あまりにブラックボードを出しすぎるのも問題でしょうし。
今回はただ面白かったブラックボードの紹介だったのでした。
Posted by 中小企業診断士 飯田展久 at 00:01│Comments(0)
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