2014年08月20日
社長の仕事と控えめな話
みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の90回目です。
そして、ここで一端最終回ということになります。
みなさん、これまでありがとうございました。
最後に何を書くかに悩んだのですが、社長の目が届く規模の会社で、社長がしなければならない最低限の事について書こうと思います。
・現状分析と経営計画策定
・資金繰り管理
・売上予算管理
・社員との対話
・日々の活動と状況変化を踏まえた経営計画の細かい見直し
順不同に書きましたが、まずは現状分析を踏まえた上での経営計画が必要です。
重要なのは“現状分析を踏まえた”という点です。
これがなければ、それは経営計画ではなく単なる夢とか希望です。
そこで決まった売上目標の管理もしてください。
その目標が達成できそうなものなのか、達成するにはどうすればいいのか、そもそも困難なのかの判断を繰り返すことは重要です。
経営計画には会社としての将来も盛り込まれているはずですから、それについて社員さんと話すことをしなければ、会社としての目標を共有できません。
もちろん社員さんの話にも耳を傾けてください。
現場にいる人の意見は重要です。
その中に思わぬ状況の変化や成功へのヒントが隠れているかもしれません。
それらを踏まえて経営計画を細かく見直すことは一番重要かもしれません。
さて、資金繰りですが、厳しくなればなるほど、その管理を投げ出す方が多いようです。
現金は血液と一緒ですから、常にその状況を把握しておくように、できれば付き合いのある金融機関さんにも報告をしておくようにして下さい。
他にもたくさん社長の仕事はあるのでしょうが、最低限はやらなければいけないこととして、上記の5つを紹介して、佐世保商工会議所としてのコラムは終了したいと思います。
それでは今日のブラックボードです。
〇控えめが良い感じ
こんな感じ
隠れ家のようにひっそりとたたずむお洒落な店のブラックボードです。
あえて小さく、控えめにしてあるようです。
店の雰囲気として、通常のA型看板や大きなブラックボードは合いませんし、興味を持った人だけ、「あれ?なんだろ・・・?」と読みに行く、効果を狙ったのだと思われます。
元々が目的外の店ですし、ある程度顧客の選別は終わっている場合には、あえて小さくしたブラックボードも効果的なのかもしれません。
Posted by 中小企業診断士 飯田展久 at 00:01│Comments(0)
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