環境変化とオブジェの話

中小企業診断士 飯田展久

2013年04月18日 00:05

※もうしわけございません。更新登録をしていたのですが、1年後に更新するようになっていました。以後気を付けます。。。

みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の59回目です。

ある機会があってお話をさせて頂いた経営者さんの言葉。
「将来の見込みなんて、みんな適当に言ってるだけでしょ!私が見通しは良いと言えばそうなるんですか!?」
どうやら経営環境の変化によって、取引先との関係が切れ受注に苦労しているようでした。
そこで見通しを聞いたところ前記のような言葉が返ってきました。
お気持ちはわかるのですが、これでは状況はよくなりません。
この経営者さんの場合、やるべきことは取引先との関係改善と新たな取引先の開拓です。
それでもダメなら、なるべくやりたくはないのですが、ディスカウントするのも一つの手でしょう。
そういう努力や行動の積み重ねによって将来の見通しが立つのです。
そういう話をさせて頂いたのですが、残念ながらこの経営者さんに届いたのかどうかはわかりません。
ところで、このエピソードには、もう一つの意味が隠れています。
それは、今現在の取引がどういう理由によって成り立っているのか、ちょっとした理由によって関係が切れてしまわないか、その見極めが大事だということです。
技術力なのか、低コストなのか、担当者との関係なのか、取引先との距離なのか、需要地との距離なのか、どのような理由によって取引が成り立ち、何が起こればその関係が壊れるのか、その見極めは経営には極めて重要です。
みなさんの将来の話ですから、考えてみてくださいね。

それでは今日のブラックボードです。

○オブジェ式です


初めて訪れた商店街で見つけました。

非常におしゃれだったので写真にとりました。

バス停型のブラックボードです。

あまり歩道にせり出させると、勘違いする人が出るかも(笑

内容については次回にします。

なかなかおもしろいことが書いてありましたので。

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