意識の共有と夏の定番の話

中小企業診断士 飯田展久

2014年07月16日 00:01


みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の88回目です。

中小企業診断士の仕事の中で、社長さんからお話を聞いていると、「自分がしたいことが中々スタッフに伝わらない」と言われることがあります。
綺麗な言葉に言い直すと、社員との意識の共有についての悩み、ということになるでしょか。
特に代替わり前後など、事業のターニングポイントにある中小企業さんには多い悩みのようです。
この問題に教科書的に回答するなら、社員の前で方針を発表して決意を示すということになります。
しかし、個人的にはその前にするべきことがあると考えています。
それは、休み時間やお昼の時間などちょっとした空き時間に、今後どうしたいのかをなんとなく話しておく、ということです。
少しずつ、少しずつ、自分のやりたい話をし、相手の話を聞き、取り入れるべきは取り入れて、そしてまた自分の話をする。
それを繰り返しておいて、下地を作っておいてから、社員の前での決意表明をすることによって、すんなりと意思を共有することができます。

それでは今日のブラックボードです。

〇夏の定番

こんな感じ




夏になると目に留まるビールのブラックボードです。

何変哲のない普通のボードなのですが、キンキンとか書いてあると弱いですよね。

季節ものと言いますか、その時期の商品はただそう書いてあるだけで購買意欲を刺激します。

そう考えると、最初に「冷やし中華始めました」と書いた方はすごいですよね。

このコピーが夏の到来を告げる定番になると、その方は予想していなかったでしょうから。

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