映画の価値と合わせ技の話

中小企業診断士 飯田展久

2012年09月19日 00:01


みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の45回目です。

家の近くに映画館ができたこともあり、映画を見る機会が増えています。
数えてみると、ここ数か月、月に一度は行っている計算になるようです。
映画を見ている時間、特につまらない映画の場合には、次のようなことを考えています。
この映画に1,800円の価値はあるのかと。
映画とは1,800円と2時間前後の時間を拘束される代わりに、なんらかの楽しみを得られる娯楽です。
私にとって、これに代わるものはたくさんあります。
ちょっとしたおしゃれなレストランのランチは1,800円前後です。
1,800円あれば、それなりに満足いく材料で料理が楽しめます。
1,000円前後の純米吟醸やスパークリングワインにおつまみを買っても1,800円前後におさまるでしょう。
時間に着目するなら、気晴らしにドライブに行くのもよさそうです。
きっと2時間もあれば帰る気になるでしょうし。
娯楽小説を読み終わる時間は、だいたい2時間ですから、図書館で本を借りて、お酒を飲みながら読めば、映画と同等の楽しみを得られるはずです。
さて、それでも私が映画を見るにはこれらの娯楽よりも、映画のほうが楽しいと思わなければなりません。
皆さんの商品やサービスはどうでしょうか?
選ばれるべき理由はありますか?
思わぬ競合はないでしょうか?
一度考えてみてはいかがでしょうか?

それでは今日のブラックボードです。

○合わせ技?


「薫りあるコーヒーを飲んでますか?」という問いかけが光ります。

その上で「ハンドドリップでコーヒーを抽出しています!」と繋がるところがいい感じです。

ギターの弾き語りの告知で隠れてしまっているところが、残念のようにも思いますが、要旨は伝わります。

肝心の料金ですが、別のブラックボードに記されていました。

それが、こんな感じ。


一方のブラックボードには商品と料金を、もう一方には消費を刺激する言葉やイベント告知というように使い分けていたようです。


ところで・・・、最近気が付いたのですが、私が長い間グアテマラとして記憶していたコーヒー豆はどうやら違うコーヒー豆だったようです。。。

その「私がグアテマラだと勘違いしていた何か」、が何という品種なのかが気になっています・・・。

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