戦略とアートの世界のブラックボード

中小企業診断士 飯田展久

2011年03月02日 00:01


みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の8回目です。
それでは今回も戦略の話から聞いて下さい。

○戦略と経営理念
戦略を立てたとき、「そこに一貫性はあるのか?これまでの活動に合致しているのか?」と問われることがあります。
いえ、問われる、というよりも、新たな取り組みへの恐怖心や面倒を避けたい気持ちを「一貫性が感じられないから」と理由をつけることで拒否しようとする反応がある、と表現すべきかもしれません。
戦略の一貫性とは、経営理念に対して負うものです。
経営理念は、経営の根本です。
企業の活動は、経営理念に沿って行われることで、一貫性が芽生えるのです。
そして、あなたが立てる戦略も経営理念に沿ったものでなければなりません
つまり、その企業にしっかりとした経営理念があり、それが尊重されているのであれば、戦略は常に一貫性を伴っています。
逆に、経営理念を疎かにしてきたのであれば、その戦略とそれまでの活動に一貫性はないかもしれません。
しかし、その場合、問われるのは企業の経営者や従業員の態度ではないでしょうか。
戦略をたてることで、自社の経営理念を今一度見直してみるのもいいかもしれませんね。


○アートの世界

さて、今日のブラックボードはこちら


凄いでしょ?

なんとこの絵は手書きです。

絵心皆無の私からすると本当に羨ましいくらいの才能です。

ここまで来ると手書きアート型と1つのジャンルにしても良いのではないでしょうか?

このように完成度の高い手書きアートは本物以上のインパクトを出すことが出来ます。

また産地を書いていること、調理法が書いてあることもポイントが高いですね。

手書きアートのインパクトで視線を惹きつけ、端的に記されたアピールポイントによって、消費者にさらに店舗の強みを訴えかけているわけです。

私もこれくらいなら描けるぞ!!という人はチャレンジしてみて下さい。

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