4回目です

中小企業診断士 飯田展久

2011年01月05日 10:06

皆さんこんにちは。
新年最初のブラックボード三昧です。

みなさんは、新年にあたって何か目標をたてましたか?
年明け、年度初めは目標をたてるには良いタイミングです。
宣言するもよし、こっそり立てるもよし、とにかく何か考えてみて下さいね。
ちなみに、この時期は戦略を立て始めるのにも良いタイミングです。
その場合は、次の年度が始まるこの3ヶ月の間に戦略を立てて、その戦略にあった攻略先(営業先)のリストアップを終えておくと良いですね。
4月1日の段階でその戦略が実行できるようにしておくことが大切ですよ。
新年度が始まってから、攻略先を選び始める、なんてことの無いようにして下さいね。

さて、何か偉そうな話を終えたところで、4回目の更新です。
今回は店の中で見つけたブラックボードの話ですよ。

○商業施設のテナントの場合

まずはこちらをどうぞ


季節毎の特設コーナーの前に置かれたブラックボードです。

こちらの店では、日本の鍋だけでなく、今話題のタジン鍋やチーズフォンデュの鍋までを集めたコーナーを作ったようです。

このブラックボードの場合、まず良いな、と思った点は目につきやすさ、です。
商業施設のテナントさんでしたが、エレベーターを昇った正面にブラックボードが設置してあったので、非常に目につきやすく、そのままお店に入ってしまいました。

また、商業施設のテナントですから、お客さんも路面店に比べて、店頭で足を止めることへのハードルが低い分、“キャッチコピー+小さな字による説明”というブラックボードの構成も効果的だと思います。

せっかくの特設コーナーとブラックボードですから、目につきやすく、興味をひきやすく、手に取りやすく、するといいですよね。


○飲食店の場合

次は飲食店のブラックボードです。
「壁掛けタイプ」と命名してみました。

こんなヤツです




掲載した写真では「安い商品」の紹介と「宴会プランの案内」です。

特に2枚目の場合は、既に店の顧客となったお客様に、新たなサービスを提示しているわけですね。
店内で料理を味わってくれているお客さんに、宴会もどう??と問いかけることで、更なる収益を生みだそうという方法です。
この使用法は、飲食店以外でも活用できそうですね。

今回の写真の他にも「本日のお勧め」であったり、通常準備しているメニューには「本日のパスタ」とか「日替わりメニュー」と書いておいて、その内容をブラックボードに書いておく、という使い方もよく見かけます。

こうすることで店内での訴求力を高めるとかメニューの内容に幅を持たせるといった効果が得られます。
また食材の鮮度をアピールすることもできます。
日々変わるメニューを載せることで「今日、仕入れた食材を使っていますよ!」というメッセージをお客さんに送れるわけですね。


ということで、店頭での誘導機能以外のブラックボードの使い方でした。

(追記:1月11日、カテゴリ追加)

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