アベノミクスと未来と看板ではないものの話

中小企業診断士 飯田展久

2013年12月18日 00:01


みなさんこんにちは。
ブラックボード三昧の74回目です。

早いものでもう1年が終わろうとしています。
「すごいよね、小学生の頃とか1年って長かったのにね」と毎年のように話してる気がするのは私だけでしょうか。
今年はアベノミクスという言葉と共に、景気が上昇したという話とそうは言ってもウチには関係ないよという話が交錯した年でした。
皆さんの会社はどうでしたでしょうか。
私が支援を行った実感では、景気の拡大に伴って投資を行えるだけの体力を有していた会社が設備投資を行い、結果としてそれまで見向きもしなかった小さな仕事も受注するようになった、という印象を受けました。
その為に、元々その小さな仕事をしていた会社へは仕事が入らなくなったというのが実情なのではないでしょうか。
では、その中で小さな会社はどうするのかが問題です。
更に小さな仕事を探し出すのか、最低限の仕事が確保できるよう営業をするのか、新たな分野に進出するのか・・・。
なんにせよ、その為には経営の分析と戦略の策定が必要です。
新年度に、そして皆さんの未来に向けて戦略策定を行ってみてください。

それでは今日のブラックボードです。

〇もはや看板ではない何か
こんな感じ



お店の看板の上から、おすすめの本マグロの宣伝です。

せっかくの看板を特大の掲示板変わりにしているわけですが、目立つので有り、かと(笑

しかし、この写真から、単純に看板だけで新しいお客さんは呼べない時代になっているということがわかります。

商品の魅力を如何に伝えるか、如何に知ってもらうか、そういったことを深く考える必要があるようです。

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